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著者:Katherine Dolbec and Joe Ravera
翻訳:西川佳友(トヨタ記念病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
斜頸は,首の片側の1つないし複数の筋肉の攣縮によって引き起こされる.感染,外傷,トリガーポイント等,多くの原因が考えられる.一般的な治療は,市販の鎮痛薬,優しいストレッチマッサージ,快適であれば柔らかい頸椎カラー,トリガーポイントがある場合はその注射を行う等保存的に行う.
 
キーワード
頸部攣縮
筋性斜頸
頸部筋攣縮
頸部痛
斜頸
トリガーポイント

臨床像  
    患者の多くは,若年や中年の成人で,頸部痛を訴え,頭を回すことができず,通常は首を片側に捻ったままにしている.頸部の筋肉は不随意に攣縮し,顎が対側を向いている.動かそうとすると,痛みが悪化する.これらの症状は,ちょっとした寝返りや,激しい運動の後,あるいは睡眠中に緩徐発生することが多い.後頭筋,胸鎖乳突筋,僧帽筋,頸板状筋,肩甲挙筋の攣縮が視診および/または触診で確認できる場合がある(図131.1).
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