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著者:Katherine Dolbec and Joe Ravera
翻訳:星長俊輝(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
膝蓋骨脱臼は,スポーツに参加する青年にしばしば起こりえる外傷である.通常,膝蓋骨は外側に脱臼し,速やかに整復することで痛みが軽減し,膝の機能が回復する.骨軟骨損傷をきたすことも多く,X線撮影では診断が難しい.整復後,患者は膝関節を固定し,松葉杖を使用して歩くように指導される.反復性脱臼の危険性がある運動や動作を避けるように指導し,早急に整形外科専門医へ紹介する.
 
キーワード
脱臼
整復困難膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼
膝蓋外側脱臼
内側膝蓋大腿靱帯
骨軟骨骨折
膝蓋骨
膝蓋骨整復
膝蓋大腿骨脱臼
膝蓋脱臼の整復

臨床像  
    膝蓋骨の内側に直接的な打撃を受けた後,または,より一般的には,接触することはなく,外側を向いて踏ん張っている足を反対側に急に捻った後に(大腿が内旋している際に大腿四頭筋が強力に収縮する),患者の膝蓋骨が外側に脱臼することがある.通常思春期の患者が多く,膝をかばいながらわずかに屈曲させた状態で,激しい痛みを伴い搬送される.膝蓋骨が大腿骨外側顆の外側に位置しており,明らかでひどい変形をきたしている(122.1).ほとんどの場合,自然に整復されていることが多く,患者は膝や膝蓋骨が「ずれた」または「外れた」ため痛みがあったが,元の位置に戻ったと話す.反復性の急性脱臼の患者は通常,受傷の経緯をしっかりと説明することができ,何が起こったかを正確に理解している.
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