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著者:Mariah McNamara and Jessica Russell
翻訳:東郷建世(国立病院機構名古屋医療センター 救急集中治療科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
接触性外陰腟炎は,典型的には,外陰腟部の浮腫性腫脹に加えて,時には重度となるかゆみを伴う.診断には,外因性の刺激物や内因性疾患の同定が含まれるが,同定が困難なこともある.患者には,座浴や外陰部を清潔に保つよう指導し,時としてコルチコステロイドの局所塗布を指示することもある.重症例では,筋注ステロイドが適切な場合がある.
 
キーワード
接触外陰腟炎
女性用衛生用品
外陰部浮腫
外陰部の衛生状態
外陰部のかゆみ

臨床像  
    患者は浮腫様変化を伴うこともある重度の外陰部のかゆみを主訴に受診する.時に尿閉を引き起こすほどの圧痛,疼痛,灼熱感,排尿時痛がみられることもある.外陰腟部の外見は炎症,紅斑,浮腫と多様である.より重症例では,剝脱を伴う微小水疱性丘疹がみられることもある.慢性接触皮膚炎の場合は,ひび割れ,亀裂,鱗屑,皮膚の肥厚(苔癬化)を伴う湿疹様の外観を呈することがある.
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