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著者:Alison Sullivan and Katherine A. Walsh
翻訳:佐々木暁(倉敷中央病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
急性気管支炎の症状と管理について概説する.
 
キーワード
急性気管支炎
鎮咳薬
気管支炎
気管支炎型の感冒
COPD
咳嗽
インフルエンザ
下気道感染症
頑固な咳嗽
百日咳
湿性咳
反応性気道疾患
いびき音
上気道感染症
URI
喘鳴
ヒューヒュー

臨床像  
    患者の症状は一般的に1~5日間の発熱,倦怠感,筋肉痛で始まり,他の急性上気道感染症(URI)と区別できないことが多い.急性気管支炎では,急性期の後に持続性の咳嗽を特徴とする遷延期があり,喀痰や喘鳴を伴う.この遷延期は通常1~3週間続くが,2ヵ月も続く場合もある.また嗄声を生じたり,呼吸困難感や胸部圧迫感を伴うことがある.患者は肺炎の発症を心配し,症状の緩和を求める.抗菌薬が有用と信じて処方を希望するケースも多い.
     
    バイタルサインは正常範囲内であり,全身状態は良好である.喀痰の色は透明,白色,黄色,褐色,緑色等さまざまで,肺音は清明であったりrhonchiまたは喘鳴を聴取しうる.膿性痰の有無は,細菌感染の予測因子としては十分ではない.
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