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著者:Philip M. Buttaravoli and Kevin J. Brochu
翻訳:岡田信長(京都第一赤十字病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
爪根脱臼は見逃されやすい損傷であり,適切に処置しなければ永久的な爪の喪失につながる.本章では爪根脱臼を戻すための整復術について解説し,臨床管理の指針を示す.
 
キーワード
爪母
爪半月
爪の損傷
爪根脱臼
後爪郭/爪上皮の上に爪根が被さっている
爪根整復
後爪郭/爪上皮の下への爪根が還納されている

臨床像  
    車のドアに指を挟んだり,素足(つま先)に重い物を落としたりして,患者は爪に痛みを伴う変形を起こしている.爪甲の爪根部は,本来の解剖学的にあるべき後爪郭/爪上皮の下ではなく,上方に脱出している.後爪郭のところで爪上皮と爪甲の間に付着している爪上皮の角質部(キューティクル線)は脱臼した場合,元の爪甲側に付着したままになる(図145.1,図145.2).
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