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著者:Katherine Dolbec and Joe Ravera
翻訳:西川佳友(トヨタ記念病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
腱障害は,過剰使用によって引き起こされる一般的な損傷であり,腱の微小裂傷が特徴である.血液供給が不足しているため,腱の修復は長期化する傾向があり,日常生活にも大きく影響を与える.一般的に,これらの障害は支持療法や悪化させる動作の回避によって時間の経過とともに自然治癒するが,ストレッチや筋肉トレーニングが治癒,機能回復,将来の障害予防に役立つことがある.
 
キーワード
アキレス腱障害
脛骨粗面病変
石灰性腱炎
フルオロキノロン誘発性腱障害
ハグランド変形(ポンプバンプ)
腱付着部病変
ジャンパー膝
外側肘および内側肘の腱障害
Osgood-Schlatter
過剰使用による障害
傍腱炎
膝蓋腱症
多血小板血漿(PRP)
踵骨後滑液包炎
二次性腱障害
きしむような軋音
腱障害
腱症
腱炎
腱鞘炎
振動性の摩擦音

臨床像  
    罹患した腱に沿って痛みがあり,しばしば限局性に乏しく,運動,抵抗に逆らった筋収縮,または他動的動作によって悪化する.腱を動かす際に,触診で振動性の摩擦音を感じることがある.好発部位は,踵後部,膝蓋骨の下方,肩の大結節,手関節の母指側(de Quervain傍腱炎,第105章を参照),肘外側(テニス肘,第114章を参照)等である.腱の反復性の過剰使用や単回の急激な牽引の病歴がある.たまにスポーツに参加する年配の患者は,特に腱損傷を起こしやすい.
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