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著者:Katie M. Wells and Deborah Governale
翻訳:森岡慎也(名古屋掖済会病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
耳への殴打や平手打ち,爆竹の破裂,水上スキー中の転落や深部潜水等による圧外傷の後,または棒やその他鋭利な物(ペーパークリップや耳かき等)で直接外傷を受けた後,患者が耳の痛みを感じた時に鼓膜穿孔はしばしば発生する.出血は外耳道内で発見されることが多く,患者は疼痛(すぐにおさまる傾向がある)とある程度の聴力低下を自覚する.耳鼻咽喉科医によるフォローアップが必要である.
 
キーワード
autoinflation
耳出血
クリック音またはポップ音
鼓膜の欠損
耳詰まり
耳だれ
耳痛
glue ear
難聴
注意不足
滲出性中耳炎
鼓膜穿孔
医薬品性鼻炎
滲出性中耳炎
漿液性中耳炎
大声で話すこと
鼓膜ニボー
鼓膜気泡
外傷性鼓膜穿孔
耳の牽引
鼓膜チューブ挿入
片側の滲出性中耳炎

臨床像  
    耳への殴打や平手打ち,爆竹の破裂,水上スキー中の転落や深部潜水等による圧外傷の後,または棒やその他鋭利な物(ペーパークリップや耳かき等)で直接外傷を受けた後,患者が耳の痛みを感じたときに鼓膜穿孔はしばしば発生する.出血は外耳道内で発見されることが多く,患者は疼痛(すぐにおさまる傾向がある)とある程度の聴力低下を自覚する.耳鳴や一過性のめまいを呈することもある.耳鏡検査では鼓膜の欠損がみられ,耳小骨の損傷を伴う場合と伴わない場合がある(38.1).出血のため評価困難となる場合もある.
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