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著者:Alison Sullivan and Katherine A. Walsh
翻訳:浦上雄平(倉敷中央病院 救急科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
合併症のない肋骨骨折の診断と管理について説明する.
 
キーワード
肋骨骨折
咳を伴う胸痛
深吸気時の胸痛
体動時の胸痛
胸壁痛
肋軟骨骨折
肋骨骨折の臨床診断
第1肋骨骨折,第2肋骨骨折,第3肋骨骨折
下位肋骨骨折
多発肋骨骨折
潜在性肋骨骨折
肋骨ベルト
肋骨痛
タッピングリブ

臨床像  
    肋骨骨折や軽度の肋軟骨分離症は,最近転倒して胸の横を打った,鈍器で殴られた,激しく咳をした,硬いものにもたれかかった等の原因で発症することがある.初期の胸痛は一時的におさまることもあるが,その後数時間~数日間は体動時の痛みが増し,睡眠や活動に影響を及ぼし,咳や深呼吸をすると痛みが強くなる.肋骨が折れているのではないかと心配になることが多く,骨性の摩擦音や異常な肋骨の動きを感じることがある.両側の呼吸音はスプリンティング(痛みによる吸気制限)や気胸または血胸がない限り正常のはずである.損傷部位に限局した圧痛があり,ときどき骨性の摩擦音を感じることがある.
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