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著者:Mark Bisanzo and Kurt Eifling
翻訳:大前奈菜(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
救急医療の現場でみられる日焼けについて,実践的な見地から説明する.
 
キーワード
光アレルギー反応
光過敏反応
光増感剤
光毒性反応
重度の日焼け
日光中毒
日焼け止め
日焼け
紫外線放射
UVA
UVB
UVR

臨床像  
    一般に,日焼けの患者が病院を受診するのは重度の場合のみである.日光や人工の紫外線(太陽灯等)に長時間曝露した病歴が問診で明らかとなる.リスクが最も高い患者は,典型的には色白で眼が青く,赤髪や金髪である.日焼けは激しい痛みを伴い,患者は皮膚に何かが触れるのが耐えられなくなる.ほとんどの曝露は,身体の露光部位(181.1)に限られる.悪心,嘔吐,悪寒,発熱等の「日光中毒」とよばれる全身症状を訴えることがある.患部には紅斑が生じ,軽度の浮腫を伴う.紅斑は2~6時間後に発症し,12~24時間でピークに達する.日焼けが重度なほど早く出現し,浮腫や水疱へと進行する可能性が高くなる.徴候や症状は通常4~7日で消失し,多くの場合,鱗屑や皮膚剝脱(181.2)を伴う.
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