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著者:Philip M. Buttaravoli and Kevin J. Brochu
翻訳:岡翔(済生会滋賀県病院 救急集中治療科,京都府立医科大学救急医療学教室)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
ピアスは,一般的な美容上の身体改造であるが軟部組織や軟骨組織への異物の挿入を伴う.ピアスの除去ができない場合やピアスによる感染症・外傷が原因となって患者は受診に至る.本章ではスタッドやリング,マイクロダーマルピアスの取り外し方法について概説する.
 
キーワード
バーベル
キャプティブビーズ
浮腫性組織に覆われたピアス
埋まったピアス
感染した軟骨ピアス
感染したピアス
ラブレット
マイクロダーマルピアスの除去
ノーズスタッドとスクリューピアスの合併症
ピアスの取り外し
詰まった耳のスタッド
トランスダーマルピアス
ボディピアスの種類

臨床像  
    患者はピアス周辺の痛みと発赤で受診に至る.診察すると,ピアス周囲の紅斑と化膿が認められる.発熱はなく,他の症状の訴えもない.
     
    ピアスの合併症は通常,感染とピアスの取り外しができないことの2つに分類される.感染すると腫脹し,浮腫んだ周辺組織にピアスが埋まってしまうこともある.
     
    ピアスをあけるのによく用いられる部位は耳,眉,眉間,鼻柱,小鼻,口唇,舌,顔面,口(150.1),下顎,乳頭(図150.2),へそ,外性器,指,皮下ポケットを形成するピアスや,スキンステープラー状のピアスもある.ピアスは1個の場合もあれば,複数の場合もある.異常な歯牙の磨耗や欠け,ひび割れの有病率は,唇ピアスよりも舌ピアスの方が高い(第50章を参照).
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