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著者:Daniel Wolfson and Nathaniel Moore
翻訳:大塚哲也(飯塚病院 集中治療科)
監訳:渡瀬剛人(藤田医科大学病院 救急医学・総合内科学講座)
 
概要
口腔内の裂傷について概説する.患者が病院に到着する前に止血が得られていることもしばしばある.一方で,口腔内の軟部組織は血管が豊富であるため,些細な裂傷でも大量に出血することがあり注意を要する.小さな裂傷で,創の離開が軽度の場合は,保存的加療が可能であるが,持続的な出血が見られる場合や,赤唇縁にかかる裂傷では縫合が必要である.
 
キーワード
頰粘膜裂傷
頰粘膜
歯の破折片
小帯裂傷
小帯
歯肉裂傷
口唇裂傷
口裂傷
口腔外傷
口腔裂傷
舌裂傷
赤唇縁

臨床像  
    口腔の軟部組織は血管が豊富であるため,顔面の鈍的外傷はしばしば口腔内の大量出血を引き起こす.創自体は小さい場合であっても,出血があることを理由に救急病院を受診する患者は少なくない.顔面への鈍的外傷は,口唇,口輪,頰粘膜,歯肉,舌の裂傷を引き起こすことがある.軽症であれば,患者が病院に到着するまでに,止血が得られていることが多い.
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