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著者:Robert K. Heck Jr and Patrick C. Toy
翻訳:畠野宏史(新潟県立がんセンター新潟病院整形外科)
編集:川島寛之(新潟大学整形外科)
 
骨・軟部腫瘍の治療には,整形外科医,放射線医,病理医,放射線腫瘍医,腫瘍内科医からなるチームが必要である.血管外科医,胸部外科医,形成外科医等,他の外科専門医の参加もしばしば必要となる.筋骨格系腫瘍に携わる整形外科医は腫瘍外科の原則に精通していなければならず,放射線科医および病理医は骨および軟部腫瘍に特別な関心をもたなければならない.腫瘍内科医は補助療法を計画・調整し,転移性腫瘍を有する進行期の患者に対するチームリーダーとなる.

診断評価