A,19歳女性の両側角状舟状骨,左は外脛骨(白矢印)であった.右足と比較して,左足の前足部回内(中足骨-足根関節腔の開口により証明される),中足骨間腔の明らかな拡大,外側種子骨の露出に注意する.片側の扁平足を有する左足の荷重時側面像では,無症状の右足(C)に比べて距骨は底屈する(B).D,内側楔状骨による舟状骨フラッシュの切除後,後脛骨筋腱の遠位への前進,踵骨開大楔状骨切り術による足部の外側支柱延長術(Evans手術)を行った.距舟状関節は一致して減少したが,後脛骨筋腱の前進だけでは減少しなかった.