Now processing ... 
 Now searching ... 
 Now loading ... 
図82.44
×
›本文へ
画像をご覧になるには
ご契約が必要となります アカウントをお持ちの方は ログイン

ご購入はこちら
A,内転筋腱を外側種子骨の外側面および基節骨の基部の付着部から解離する.B,深横中足靱帯を切離する.右図は,拘縮した外側関節包,母趾内転筋,深横中足靱帯が切離されたことを示している.C,中足骨頭を外側に押しても内側に跳ね返る場合は,骨切り術を考慮すべきである.D,基節骨基部から2~3 mm近位部から内側関節包の切開を始める.2つ目の切開はそれより3~8 mm近位に行い,フラップを切除する.切除するフラップの大きさは変形の重症度により決定される.約6 mmの楔状のフラップを切除する.関節包の辺縁は,母趾外転筋腱が通る内側種子骨を頂点としたV字形に切離する.関節包の背内側に沿って切開して内側骨隆起を露出し,内側関節包から鋭的に関節包を剥離する.E,内側骨隆起の切除は第一中足骨骨幹部の内側縁の延長線上で行い,矢状溝の1~2 mm内側を行うべきである.F,メス刃を中足趾節関節に刺入し,中足骨に骨切り部位(近位線)と固定用スクリューの位置(遠位線)をマーキングする.G,第一中足骨矯正後のスクリューと中足骨の最終的な位置.H,Freerエレバは,近位骨片を内側に変位または回旋させているのに対し,第一中足骨頭および遠位骨片は,徒手的に外側に押し込む.参照:テクニック82.10.

出典

img 1:  A~D from Mann RA, Coughlin MJ: The video textbook of foot and ankle surgery, St. Louis, 1991, Medical Video Productions; E from Mann RA, Coughlin MJ, editors: Surgery of the foot and ankle, ed 6, St. Louis, 1993, Mosby.