Buck-Gramckoの示指母指化手術法.AとB,手掌と背側の皮膚切開.C,術後の過伸展を予防するための中手骨頭の屈曲方向への回転.D,示指を長軸に沿って約160度回旋させ,指腹を対立位とする.E,中手骨基部または手根部に対して中手骨頭を約40度掌側外転をさせて固定し,母指の最終肢位とする.F,新しい母指を動かすための腱の再縫着.第一掌側骨間筋(PI)は母指内転筋(AP)として機能する.第一背側骨間筋(DI)は短母指外転筋(APB)として機能する.指伸筋(EDC)は長母指外転筋(APL)として,固有指伸筋(EIP)は長母指伸筋(EPL)として機能する.G・H,創閉鎖後の外観.参照:テクニック80.30.