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図73.37
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痛みを伴う母指CM関節の再建.A,展開のための切開.B,靱帯支持組織の図.掌側靱帯は,大菱形骨稜へ横手根靱帯が付着した後の折り返しである.この靱帯の直下を橈側手根屈筋腱が通ることに注目する.C,骨孔を中手骨の矢状方向に作成し,掌側のくちばし状の部に出す.橈骨神経の分枝は掌側に牽引する.D,6~8 cmの長さの橈側手根屈筋腱の半裁腱を,遠位側を連続させて採取する.分岐部は大菱形骨の頂部から5 mm遠位に続く.E,ハサミの示す部位は中手骨のくちばしで骨孔に入るために経路変更された橈側手根屈筋腱の経路を示す.背側に出てきた橈側手根屈筋腱は,短母指伸筋腱の深部を通過し,長母指外転筋の付着部の下を通して,掌側関節包を補強する.F,掌側および橈骨靱帯再建術の図.腱の走行は,関節の掌側,背側,および橈側に補強をもたらす.

出典

img 1:  Redrawn from Eaton RG, Littler JW: Ligament reconstruction for the painful thumb carpometacarpal joint, J Bone Joint Surg 55A:1665, 1973. 参照:テクニック73.23.