Scheker法.A,腱移植片は関節包切開によって採取される.B,尺骨Fovea窩と橈骨S状切痕の背側縁のトンネルから出ているワイヤーのループに挿入した腱移植片の端.C,腱移植片は,2つの遠位トンネルを通って引き出される.D,腱移植片の尺側端を第二のトンネルに通し,それ自体に縫合する.E,腱移植片を橈骨骨幹端の中間孔と遠位孔の間で引っ張り,中心窩とS状切痕の間に十分な張力がかかっていることを確認する.F,前腕を回外した状態で,腱移植片の橈骨端に張力をかけ,関節の安定性を可動域全体で検査する.G,橈骨側は前腕回外位で各グラフト同士を縫合し,背側靱帯の再建を完了する.参照:テクニック69.31.