A,血管柄付き遊離腓骨移植.皮切.B,計画した腓骨周囲の展開を印した下腿の断面図.C,ヒラメ筋と腓骨筋の間の間隔を同定し,展開した.D,近位部の展開において,腓骨動・静脈をヒラメ筋の腓骨起始部のすぐ遠位かつ深部で同定する.ヒラメ筋の腓骨起始部を剪刀で切離している.E,腓骨前方の展開:腓骨筋を骨膜上で切離し,腓骨神経は近位側で保護する.F,前方展開は前方筋間中隔を経て継続し,腓骨から前方の筋肉を剥がす.その際は深腓骨神経および前脛骨動・静脈を温存する.G,遠位および近位の骨切りはGigli線鋸を用いて完了する.腓骨動・静脈は遠位で結紮されている.腓骨を外旋して,筋間中隔を腓骨の近くで切離する.H,後脛骨筋を腓骨から切離する.I,腓骨動・静脈を保護するため,筋の薄層を残すように長母趾屈筋を腓骨から切離する.参照:テクニック63.20.