微小血管吻合術,基本段階.A,外膜切除術.外膜を牽引し,血管内腔への侵入を避けるために外膜を十分に切除する.B,外膜切除後の血管断端の様子.C,最初の縫合の配置.鑷子は内部に損傷を与えないための針に対向する圧子として使用できる.D,針は,血管の厚さよりもわずかに大きい距離をとった切断端からの位置に刺入して,血管壁の全層を通す.E,対側の血管端にも,断端から同等の距離を確保して針を通す.F,鑷子は針に対向する圧子として使用され,針が対側の血管壁を通過するのを助ける.GとH,最初の縫合が完了した後,血管は安定し,均等な吻合が行えるようになる.参照:テクニック63.1.