小キャニュレイテッド海綿骨スクリューの挿入.A,骨片の整復後,小型エアドリルとドリルスリーブを用いて1.25 mmねじ付きガイドワイヤーを挿入する.ガイドワイヤーは骨折部を横切り,皮質骨を貫通させる.ガイドワイヤーの位置を3方向のX線写真で確認し,ドリルスリーブを取り外し,第二のワイヤーを第一のワイヤーと平行に挿入する.B,ガイドワイヤー挿入の深さは,ワイヤー上の直接測定装置によって決定される.ドリルの深さは,デバイス上の読取りよりも5 mm短く,奥の皮質への貫通を防止する.C,カニュレイテッドドリルビットは,カップリングがガイド上に止まるまでドリルガイドに挿入される.測定装置にドリルを挿入し,ローレット付きナットをゆるめ,ドリルガイドをドリルビット長がドリルの深さになるまで回転させ,ナットを締め付ける.ドリルアセンブリは,ガイドワイヤー上に配置され,ドリルは,カップリング端部がドリルガイドに接触するまで続ける.D,ガイドワイヤーの上に小さなキャニュレイテッドカウンターシンクを配置して,ねじ頭用の凹部を作成する(必要に応じてワッシャーを使用できる).E,タッピングアセンブリを用いて皮質近傍をタップする.F,ドリルで開けた深さと同じ長さの小さなキャニュレイテッドスクリューをガイドワイヤーに挿入する.ガイドワイヤーを抜去する.追加のスクリューについても手順を繰り返す.