A,棘上筋および棘下筋に及ぶ巨大で修復不可能な腱板断裂の関節鏡画像.大結節と上関節は,上関節包再建のために準備した.B,合計3つのArthrex 2.6 mm FiberTak縫合アンカーが,上方関節窩に経皮的に設置されている.C,Arthrex 4.75 mm SwiveLockアンカーを大結節上の関節縁からすぐのところに設置し,上方関節包再建のため経骨的に上腕骨側固定を行う.D~F,グラフト測定は,特別に設計されたSCR測定によって得られる(E,Acellular dermal matrixグラフト.F,グラフトを通して配置された関節窩アンカー).G~I,水平マットレス構成で,関節窩アンカーからの縫合糸の6つの肢すべてを,縁から5 mm~10 mmでグラフトに通す.スライディングノットは,グラフトの通過を助けるために結ばれる(H,SutureBridge構造.I,修復完了).参照:テクニック52.24