二束後十字靱帯再建を行う右膝の大腿骨顆間窩内側壁.A,前外側束(ALB)の付着部を再現するために,(軟骨に隣接する滑車ポイントと内側アーチポイントの間に11 mmのリーマーを介して)ガイドピンを刺入する.B,ALBのために直径11 mmのソケットを深さ24 mmで作製した.次に後内側束(PMB)の付着部は,大腿骨内顆の関節軟骨の端から約5 mm後方,および内側アーチポイントの遠位で再現する(最終的に7 mmリーマーで骨孔を作製することを想定して,ガイドピンの位置決めを行う).C,PMBソケットは,深さ25 mmでリーミングする.2 mmの骨壁を骨孔間に確保することに注意する.参照:テクニック51.26.