四つ折りハムストリング腱を用いたAndersonの骨端線温存前十字靱帯再建術.A,大腿骨骨孔掘削後のCアーム側面像を見やすくした.B,脛骨用ガイドワイヤーの正しい位置を示す脛骨の透視側面像.一見ガイドワイヤーは脛骨粗面に刺入されているように見えるが,実際には脛骨粗面の内側の骨端に刺入されている.C,EndoButton CLは,二つ折り腱の中央を通り,ループする.D,EndoButtonに通した5号糸を使用して,脛骨を通して大腿骨外顆から引き上げられた半腱様筋腱および薄筋腱グラフト.E,ワッシャーをEndoButtonの下に置き,ワッシャーを大腿骨外顆の表面に引き戻す.F,四つ折りハムストリング腱は,脛骨に刺入したポストスクリューに5号 FiberWireを結ぶことにより遠位に固定する.G,術後4か月目にX線撮影を行い,脛骨と大腿骨の骨孔が適切に設置されていることを確認した.参照:テクニック51.21.