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図51.5
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前外側ポータルの作製.関節ライン(A)の上方に位置するポータルから挿入した関節鏡は,脂肪体を避け,操作しやすいという利点がある一方,多くの半月板損傷が位置する関節の後方にアプローチすることが困難である.低いポータル作製(B)では,大腿骨の顆部が邪魔にならないため後方へのアクセスが容易であるが,脂肪体を介した器具操作が困難となる.関節内病変の部位および関節の硬さに応じて選択すべきである.

出典