Nestorらの技術.A,橈側側副靱帯の尺側部と橈側側副靱帯の橈側部を重ねてBunnell縫合法で前方に縫合する.縫合糸は上腕骨側の靱帯の起始部でドリル孔に通す.B,回外筋稜の隆起に尺骨骨孔を作製し,等尺点となる最適な位置に配置する.C,尺骨骨孔へ移植腱を通し,Yoke stitchを作成する.D,上腕骨骨孔への挿入し,グラフトを緊張させる.E,上腕骨骨孔を作成し,後上方に展開し,後上方に等尺点となる部分を出す.2つ目の上腕骨骨孔は共通の入口から後下方へ出す.長掌筋腱は尺骨と上腕骨の骨孔を通し,関節を横断させて腱自体に縫合する.参照:テクニック47.17.