腱板の修復.AとB,Mobilization.棘上筋および肩甲下筋は烏口上腕靱帯を介して烏口突起基部に筋膜付着している.引き込まれた腱板の側方移動は,これらの付着部を切離することで容易になる.CとD,腱板の実質的な側方前進は,関節唇への付着している関節包を鋭く切開することによって関節窩から関節包を解放することにより可能となる.E,骨のみは,骨溝をつくるために使用される.F,縫合のための穴を骨溝から2~3 cm遠位にあける.G,縫合糸アンカーは,骨溝の縁の近位に挿入し,縫合糸の近位端面を通過する.参照:テクニック46.2.