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図35.19
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Diabらの手技.肩甲胸郭固定術(本文を参照).A,肩甲骨および肋骨の境界は,周囲の筋肉,脂肪,線維組織,骨膜を展開した後に認められる.B,二重になった16ゲージの針金五本を肋骨の下の骨膜下に通し,それ自体をねじることで胸膜に当たることを防ぐ.肩甲骨の内側面に,肋骨への予定された付着点に隣接する5つの穴をあける.C,シングルプレートを肩甲骨の形状に合わせて曲げ,ワイヤーの一端をドリル穴と対応するプレート穴に通す.骨移植片は肩甲骨の前縁と肋骨の後面の間に置かれる.D,ワイヤーのもう一方の端を肩甲骨とプレートの後方側に引き,肩甲骨を肋骨にしっかりと押し付けるように締め付ける.

出典

img 1:  Redrawn from Diab M, Darras BT, Shapiro F: Scapulothoracic fusion for facioscapulohumeral muscular dystrophy, J Bone Joint Surg 87A:2267, 2005. 参照:テクニック35.6.