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図34.58
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version angle(関節窩のねじれ)と上腕骨頭後方亜脱臼の割合の測定.glenoscapular angleを測定するために肩甲骨に平行なscapular lineを引き,次に関節面に接する第二線を引く.第二線は関節窩の前縁と後縁を結び,MRIでは軟骨縁を,CTでは骨縁を用いる.scapular lineは,関節窩中心点(関節窩のほぼ中央)と肩甲骨の内側面を結んでいる.後内側四分円の角度(glenoscapular angle,矢印)から90度を引いてversion angleを求める.後方亜脱臼の割合は,scapular lineの前方にある上腕骨頭の割合と定義し,骨頭の最大直径とscapular lineから骨頭前部までの距離の比率(上腕骨頭の前面までの距離[AB]を上腕骨の直径[AC]で除したものに100を乗じたもの)である.

出典

img 1:  Redrawn from Waters PM, Smith GR, Jaramillo D: Glenohumeral deformity secondary to brachial plexus birth palsy, J Bone Joint Surg 80A:668, 1998.