A,症候性の柔らかい扁平足の8歳6か月男児における足関節の術前立位前後X線写真.脛骨距骨軸の外反アライメント(外反11度),腓骨位置の上昇(station 1),脛骨遠位骨端の楔状化(index 0.55)に注意.内果の骨端線を架橋するスクリューを設置してから1年3か月後の前後方向(B)と側面方向(C)の立位X線写真.脛骨距骨軸は改善しているが(3度内反),腓骨位置および骨端の楔状化は変化しない.両面でのスクリューの位置,遠位脛骨骨幹端の微妙な変形,スクリューにより生じた骨端線の傾斜に注意.D,スクリュー除去1年4か月後の足関節立位X線前後像.内側架橋の解放および完全な骨端線成長の再開により,足関節外反が再発した(6度外反).参照:テクニック34.33.