適度な脛骨延長のための典型的なIlizarovのフレーム.A,成長軟骨板が損傷していない骨未成熟の小児では,近位側には2つのリングを設置するだけの十分な空間がない.近位部の安定性を増強するために,近位脛骨骨端の遠の1つのリングをドロップ鋼線とともに使用する.大幅に延長する場合には,多量の軟部組織を延長過程に使用できるようにするために,3つ目のリングをより遠位に配置する.B,必要であれば,Ilizarovのリングを用いて,遠位部を外旋させることによって,後方の皮質骨切り術を完成させることができる.参照:テクニック29.46.