Moseleyの直線グラフ.表示した例は,特発性片側形成不全の男児で,4年間連続で経過観察を行った.2000年,長い下肢は70 cm,短い下肢脚は67 cm,骨年齢は9歳であった.追加のスキャノグラムと骨年齢のX線像の結果を図のようにプロットする.水平な直線(A)は,成熟線まで伸びており,その上下の数字は骨年齢と等しい.骨格成熟時には,長い下肢は92 cm,短い下肢は87 cmと予測される.破線(B)は,長い下肢の長さが84 cmに達したときに大腿骨遠位部と脛骨近位部の骨端固定術を実施した場合に予測される長い下肢の成長を表している.骨格の成熟時に下肢長を均等化する.