A,右寛骨臼転移性肺がんの66歳男性の前後X線像.B,コンピュータ断層撮影では,後柱および後壁の破壊がより鮮明に描出される.患者は術中出血を最小限にするために術前塞栓術で治療された.C,病巣掻掻後の術中写真.2本のガイドワイヤーを欠損部から腸骨後方に留置した.さらに2本のガイドワイヤーを前腸骨稜から欠損部まで留置した.セメントマントルを支持するためにガイドワイヤー上に中空スクリューを設置した.D,寛骨臼にサポートリングを設置した.臼蓋カップをサポートリングにセメント固定し,骨セメントで腫瘍による欠損部を充填した.E,術後のX線.