AおよびB，多発性骨髄腫の61歳男性の大腿骨近位部X線前後像および側面像に多発性溶骨性病変を認めた．CおよびD，CTの方が病変の範囲および予防的内固定の必要性が理解できる．EおよびF，多発性骨髄腫では多量になることがある術中出血を最小限にするために，術前塞栓術が行われた．GとH，ロングガンマネイルによる予防的内固定後のX線像．I，形質細胞のシート状増殖伴う多発性骨髄腫の典型的な顕微鏡像．