示指の母指化術.AとB,掌側と背側の皮膚切開.CとD,閉創後の外観.E,術後の過伸展を防ぐための中手骨骨頭を屈曲へ回転.F,示指を長軸に沿って約160度回旋させ,指腹を対立位に置く.G,中手骨底部または手根骨に約40度掌側外転で中手骨骨頭を固定した骨の最終位置.H,再建母指をコントロールするための腱の再縫合.第一手掌骨間筋(PI)は母指内転筋(AP)として機能し,第一背側骨間(DI)は短母指外転筋(APB)として機能し,総指伸筋(EDC)は長母指外転筋(APL)として機能し,固有示指伸筋(EIP)は長母指伸筋(EPL)として機能する.参照:テクニック19.18.