A，外側支帯解離術はインサイド・アウトに行うことができ，滑膜層および外側支帯を解離するが，解離部は皮下組織に覆われることになる．解離は，必要であればGerdy結節の近位および遠位にある外側広筋線維から行われる．B，滑膜を無傷のまま維持し，皮下組織と関節内腔との間に層を残すアウトサイド・イン法も使用できる．この方法はまた，温存できる外側膝動脈の同定を可能にする．