A:後方顆部のオフセットが失われ,大腿骨コンポーネントが脛骨トレイ上で前方移動すると,大腿骨後面の骨がポリエチレンインサートに乗り上げることから屈曲が制限される可能性がある.B:適切な大腿骨後面のオフセットと後十字靱帯(PCL)の機能により,脛骨インサートに対する大腿骨後面のインピンジメントなしに最適な屈曲が得られる.C:ポストとカムを備えたposterior-stabilized型は,脛骨トレイ上で大腿骨顆部をロールバックさせ,屈曲を最適化させる.D:このX線写真のposterior-stabilized TKAでは,エッジローディングなしに後顆を適切にポリエチレンの後方リップでサポートする理想的な屈曲を示している.